独特の「なかまち」ワールドを、ここ北本で
先月から東部公民館で定期開催が始まった「アコースティックライヴ@Kitamoto」の第二回目は、上尾の Frets 3 代表の冠城豊さんからスタート。冠城豊 (ギター弾き語り)
- 日本の民謡メドレー: 会津磐梯山〜いい湯だな〜竹田の子守唄〜夕焼け小焼け〜七つの子〜五木の子守唄〜八木節〜さくらさくら
続いて、ここ東部公民館で月曜夜に活動しているというFrets 4 から、ギターx2, ウクレレx3, ピーター奥田の構成で5曲続きます。歌詞カードを配布して、会場の皆さんで口ずさみながら、という和やかな雰囲気です。
Frets 4
- カイマナヒラ
- なだそうそう
- 五番街のマリー
- 二人でお酒を
- 真夜中のギター
次には、前回のオープニングを飾ったKSOが今回も登場です。
KSO (Peter, Paul & Mary: PP&M コピーバンド)
- 500 Miles
- No Other Name
- 風に吹かれて
- わが祖国
全国のPP&Mコピーバンドが年に一度集まり競演を繰り広げる「PP&Mフェスタ」というイベントがあるそうです。今年で15回目、一昨年はご本家ピーター・ヤーロウ氏が来てくれた、という歴史と権威のあるイベントです。
今年は11月8日(土)午後から江東区文化センターで開催され、全国から12バンドが集まる予定だそうですが、KSOはその内の1バンドとして出場されるとのこと。そのリハーサルも兼ねて、次回も登場予定です。
そして、ややハスキーなボーカルが持ち味のハッピー中村さんが、Fretsメンバーによる演奏を締めくくります。
ハッピー中村 (ギター弾き語り)
- リバーサイドホテル
- ジェラシー
- Don't Be Cruel (To a heart that's true)
- ホテル・パシフィック
井上陽水を2曲続けた後、「自分が好きな曲は、ジャンルにこだわらずに歌います」とプレスリー、サザンオールスターズを歌われました。
本日のゲストは、洋楽ポップス、フォーク系弾き語りソロとして20年以上のキャリアを誇る、なかまちひろしさんです。ライヴを主催するピーター奥田さんとは長いつきあいだそうで、「独特の『なかまち』ワールドをお楽しみください」と紹介されての演奏スタートです。
なかまちひろし
- サンフランシスコ・ベイ・ブルース
- 最終案内
- グッバイ・スクール・デイズ
- 遠くで汽笛をききながら
- 生きてりゃいいさ
- 満月のゆうべ
ピーター奥田さんから「ブルースハープを吹きながら、日本の曲を」というリクエストがあったそうで、カズー(口に咥えながら声を発し、振動させて演奏する膜鳴楽器の一種)も使って、ソロとは思えない多彩な音を楽しめました。フォークでは「詞」の占める意味も大きいですが、その面からもフォークの底力を感じた「なかまちワールド」でした。
当たり前と言えば当たり前ですが場内の雰囲気を一変させた約50分のパフォーマンス、これだけのライヴをここ北本で無料で聴けるとは、驚きと感謝で一杯。
ピーター奥田さんによると「ゲスト・ミュージシャンはぜひ楽しみにして下さい。皆さんに納得してもらえる、力のあるミュージシャンを呼んできます」とのこと。ぜひ多くの方にお運びいただきたいイベントです。
さて、次回は、、、
2014年7月13日(日)
開場 13:00, 開演 13:30
※これまでより早い時間のスタートです!
北本市東部公民館集会所
(北本市本宿2-33, Tel 048-591-2695)
◇ 入場無料 ◇
[出演バンド]
13:30- ロッキー森 (ギター弾き語り)
13:50- フレッツIIIメンバー有志
14:10- KSO (PP&M コピーバンド)
14:30- ベツ・クリ (ベッツィ&クリスのような二人組)
〜ゲストバンド〜
14:50- 橘光顕 (ギター弾き語り)
ゲストの橘光顕さんは、福島県浪江町から避難してきて現在上尾にお住まい。被災者の会をまとめるとともにギター教室を始められ、それがきっかけでピーター奥田さんとのつながりができたそうです。